基本のSEO対策を見直し!一緒にWEBサイトを確認してみましょう!

対象者 WEBサイトをお持ちの方、WEBサイトをこれから作るという方にご一読いただきたい!
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この記事に辿り着いた方は、SEO対策に少しながら不安がある方、SEO対策を始めたいと思っている方かと思います。

WEBサイトを作るということは、あなたのブランドやビジネスをアピールするということでもあります。しかし、サイトを作ってもアクセスがないと意味がありません。
そこで、2023年で行うべきSEO対策の基本13事項を見直すことで、より多くの人にアクセスしてもらい、ブランドやビジネスをアピールすることができます。少し長くなってしまいますが、一緒に見直していきましょう!

WEBサイトは日々更新されるものです。最近更新していないな・・・という方も、ぜひ一度抜け漏れがないかチェックしてみてください。

キーワードのリサーチ


SEOに強いサイトやページを作るには、まずはサイトのターゲットとなるユーザーを想定し、そのユーザーが検索エンジンで検索すると思われるキーワードをリサーチすることからはじめます。
ここで考えられたキーワードは、サイトのコンテンツを作成する際の指針ともなりますし、キーワードをうまく使うことで検索エンジンにとってのサイトの重要性を高めることができます。

メインのキーワードに対して、例えば地域名など小さな1〜2個のキーワードを組み合わせるのも良いですね。
同業他社のサイトやサイトアナリティクスを見て、ユーザーがよく検索するキーワードを把握することも大切です。

キーワードをリサーチするには、Google Keyword Plannerなどのツールを利用すると便利です。

Google Keyword Plannerのキャプチャ

Google Keyword Plannerを利用するには、Google AdWordsアカウントを作成する必要があります(広告を出すわけではないのでお金はかかりません)。このツールを利用すると、キーワードの検索数や競合率などの情報を取得できます。

ツールを使わず、自分でキーワードを考える場合は、ターゲットユーザーを想定して、そのターゲットがどんなキーワードで検索するかを考えます。

検索サイトの検索機能をうまく使って、キーワードを入力したときに出てくる”サジェスト”機能をヒントにするのもおすすめです。

タイトルタグの最適化

「タイトルタグの最適化」で、サイトのタイトルを検索エンジンにとって認識しやすい形式に変更し、サイトの認知度を高めましょう。

タイトルタグに設定した内容は、検索結果ページでのサイトの見出しとなります。サイトのトップページだけでなく、各ページに設定する必要があります。

検索結果の一覧として表示された場合に適切な内容が記載されているか今一度確認しましょう。サイトのキーワードと関連性のある内容を記載していることだけでなく、文字数も適切な範囲内に収めることが大切です。
具体的には30文字程度が良いでしょう。これより長すぎると省略されてしまいます。

メタデスクリプションの最適化

「メタデスクリプションの最適化」とは、サイトの説明文を検索エンジンにとって認識しやすい形式に変更することを言います。
メタデスクリプションは、検索結果に表示されるサイトの説明文となります。ディスクリプションにはキーワードを入れて、短くわかりやすい説明文にすることが大切です。

メタデスクリプションも、タイトルタグ同様、サイトのトップページだけでなく、各ページに設定する必要があります。
ここにもサイトのキーワードと関連性のある内容を記載することが大切です。
メタデスクリプションの文字数目安は、120文字程度となります。スマホでは60文字ほどが表示されるので、なるべく前半部分に伝えたいことや重要なことを書くようにしましょう。

検索結果に表示されるメタデスクリプションは、サイトの「プレビュー」のような役割を果たします。ここの説明文を適切な内容にすることで、ユーザーはそのサイトをクリックしやすくなります。

URLの構造とハイフンの使い方

URLの構造は、サイトのページを識別するための重要な要素となります。URLには、サイトのトップページからのパス情報や、そのページの説明を含んだ文字列が含まれます。このURLを適切に構造化することで、検索エンジンはサイトのページを正確に認識することができます。

また、URLにもなるべくキーワードを含めるようにしましょう。検索エンジンは、URL内に含まれるキーワードを使ってサイトのページ内容を判断します。キーワードを含んだシンプルなURLにすることで、検索エンジンにとってのサイトの「住所」を正確に伝えることができます。

さらに、ハイフンを使ってURL内の単語を区切ることも効果的です。ハイフンを使うことで、URLは読みやすくなり、検索エンジンはURL内の単語を正確に解釈することができます。

適切にURLを構造化し、キーワードを含んだシンプルなURLにすることで、サイトの検索順位アップやユーザーにとって見つけやすいサイトを作ることができます。

画像の最適化

画像を適切に配置すると、サイトが見やすくなりすよね。
それでは、配置された画像は検索エンジンにはどのように解釈されているのでしょうか?

実は、検索エンジンには画像の内容は認識できません。そこで、画像タグのalt属性が重要となってきます。

alt属性は、画像の説明文となり、検索エンジンはalt属性の中身から画像の内容を認識しています。
そしてこのalt属性は、画像を表示できない場合にも代わりに表示され、ユーザーの補助をします。

タイトルタグやメタディスクリプションと同様、alt属性にもキーワードを入れ、短く適切なものを指定しましょう。
例えば、画像が猫の画像である場合、alt属性に「猫の画像」という説明文を書きます。適切な説明を記載します。

また、画像はサイトの表示速度にも大きな影響を与えます。
いざページを開こうとしてもなかなか読み込まれないときは、諦めて他のページを見に行くことってありますよね。
ユーザーは表示速度の速いサイトを好んで閲覧する傾向があり、検索エンジンも速く表示されるサイトを高く評価します。
したがって、サイトの表示速度が遅いとユーザーからのアクセス数の減少や検索エンジンからの降格などの影響を受けることになります。

画像は必ず圧縮し、ファイルサイズを小さくすることでページの読み込み速度を速くすることができます。
そのほかにも、複数の画像を使用する場合、すぐに読み込む必要のない画像は遅らせて読み込ませるなど工夫をすることで、ページの表示速度を向上させることもできます。

コンテンツの質と量

検索エンジンは、コンテンツの質と量を重視します。コンテンツの内容が正確であり、また常に更新された最新の情報を提供することが重要です。
ユーザーが検索しているトピックに関連する、内容も充実した興味深いコンテンツを見せることが、ユーザーの満足度を向上させます。このようなコンテンツは、検索エンジンも重視する傾向があります。

また、コンテンツの長さは重要ではありますが、ただ長いだけではユーザーにとって読みづらいものになることもあります。
段落を分けたり、見出しを使って要素を明確にすることで、わかりやすいコンテンツとなります。

また、必要に応じて適切にリンクを配置することで、さらにサイトの有用性を高めることができます。

コンテンツのオリジナリティとユニーク性

検索エンジンは、コンテンツがオリジナリティのあるものなのかどうか?といったユニーク性を重視しています。他のサイトと同じものを提供することは避け、独自のアイデアや視点を持ったコンテンツを作成することが大切です。

最近では上位にあるサイトが同じような文章のサイトがならんでいたりしますね。みている側としては、またこの内容か…とうんざりすることもあるかと思います。
以前、まとめサイトがよく検索上位に表示されていたことがありましたが、検索アルゴリズムのアップデート以来見かけなくなりました。この仕組みを作っているGoogleはユーザの経験を重要視しているからこそ、このような同じ文章が並んだサイトもいずれは表示されなくなるのではないでしょうか。

また、コピーライトや著作権に注意し、他のサイトのコンテンツを無断で使わないようにしましょう。

ユーザーが望むものを提供することができれば、それがサイトの価値を高めます。

内部リンクの最適化

内部リンクは、サイト内のページ同士を繋ぐことをいいます。
リンクを貼ることは、検索エンジンにとってのサイトの「地図」となり、サイト内の情報を分かりやすくする役割があります。
キーワードを含んだ明確なテキストリンクを使うことで、内部リンクの最適化をしましょう。

一番大きなものとしては、ヘッダーなどにあるグローバルナビゲーションがあります。
グローバルナビゲーションは検索エンジンだけでなくサイトに訪れたユーザにも適切にサイトを案内する役目があります。

外部リンクの最適化

外部リンクは、他のサイトへのリンクです。外部リンクは、検索エンジンにとってのサイトの「信頼性」を示します。
そのサイトのコンテンツの補助となるような関連したサイトへのリンクを適切に貼ることで、サイトのランキングアップが望めます。

sitemap.xmlの作成

sitemap.xmlは、サイトの構造や内容を検索エンジンに教えるためのものです。このファイルには、サイト内のページのURLや更新頻度、優先順位などの情報を含むことができます。
sitemap.xmlを作成することで、検索エンジンはここに書かれたサイト内のページをすべて認識することができます。

sitemap.xmlは例えば以下のようなオンラインツールを使って作成することができます。

サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」 http://www.sitemapxml.jp/

作成したsitemap.xmlはGoogle Search Consoleから送信して認識させることができます。
(そのほかの方法もありますが、ここでは割愛します。難しい場合は弊社でも登録代行しております。)

Google Search Consoleへの登録

Google Search Consoleは、サイトのパフォーマンスや検索エンジンによるインデックス状況などを確認するためのツールです。Google Search Consoleへの登録は必須と言えます!

Google Search Consoleでは、サイトのサーチエンジン最適化状況を確認することができます。登録の流れ次のとおりです。

  1. Googleアカウントを作成する。
  2. Google Search Consoleへアクセスする。
  3. 「登録」ボタンをクリックして、サイトのURLを入力する。
  4. 登録方法(HTMLタグ、Googleアナリティクス、ドメインの認証など)を選択する。
  5. 手順に従って認証を完了させる。

登録が完了したら、サイトのインデックス状況、検索クエリのデータ、クリック数、エラーなどを確認することができます。サイトのサーチエンジン最適化の成功に向けて、Google Search Consoleを使用してサイトを改善することが大切です。
無料で使えてとても便利なので、まだ使っていないという方はこの機会にぜひ登録してみてください。

定期的なキーワードのトラッキング

検索エンジンの検索順位は日々変化しています。

定期的にキーワードのトラッキングを行うことで、サイトのパフォーマンスを把握し、必要な改善点を見つけることができます。

どのキーワードが上位に表示されているのか、どのキーワードが効果的なのかを分析し、サイトに反映させていきましょう。
定期的なキーワードトラッキングは、サイトの成功を支えるうえで欠かせないことです。

不要なページを削除する

不要なページとは、検索エンジンにもユーザーにも意味のないページを指します。不要なページを特定して削除することで、サイトの価値を上げ、SEO効果を向上させることができます。

今のサイトを少し見返してみてください。必要のないページや、情報が古くなってしまったページがあるかもしれません。
サイト内の情報が整理されることで、ユーザーも必要な情報にすぐにアクセスすることができます。

削除するページは、301リダイレクト(削除したURLへアクセスがあっても、別のURLへ自動で転送する)などの方法で、導線を途切れさせないことも大切です。これにより、検索エンジンの参照が失われず、他のページにアクセスさせることができます。

さいごに

今回はSEO対策に関連する様々なポイントをご紹介しました。SEOに力を入れることで、検索結果に上位に表示されるようになり、多くのユーザーにアクセスされるようになります。
少し変えたからといって瞬時に結果に繋がるのは難しいですが、日々のサイト更新が積み重なって順位を上げる力になります。
適切な対策を取ることで、サイトのパフォーマンス向上に繋がりますので、是非試してみてください。

さいごとはなりますが、弊社はWEBサイト制作を専門にしてる会社です。何かお困りごとなどございましたらいつでもご相談ください。

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