「あれ…なんかサイトが表示されなくなった…?」
Webサイトを運用していると、時々このようなことが起こりますよね。
このようなWebサイト上の代表的なエラーとして、404エラー、500エラー、503エラー、403エラーなどがあります。
これらのエラーが表示される主な原因について、簡単な修正から解決まで、よくあるケースを中心に解説していきたいと思います。
※以下で解説する内容はエラーの原因と解決法の一部です。状況に応じて解決策が異なることがあるため、ご了承をお願いします。
404 Not Foundエラー
404 Not Foundエラーは、Webページが見つからないか、Webページのアドレス(URL)が誤っている可能性があります。
主にWebページのURLが変更された場合や、すでにページが削除されている場合に多く発生します。
解決方法
修正したWebページのURLが正しいか確認する
WordPressなどのCMSを使用している場合、飛び先のURLが変更されていないか確認してください。
ページが存在するか確認する
URLが正しいのに表示されない場合は、該当のページが削除、またはゴミ箱に移動されている可能性があります。
もしWordPressなどのCMSを使用している場合は、該当のページがゴミ箱などに誤って移動されていないか確認してください。
500 Internal Server Error
500 Internal Server Errorは、サーバー内部で何か問題が発生している場合に表示されます。
一時的なエラーの可能性もありますが、多くはCMSやWebシステムの不具合に起因します。
解決方法
テーマデータを元に戻す
CMSのテーマを変更した直後のエラーは、多くの場合テーマ変更が原因です。
バックアップを取っている場合は、元に戻してエラーが解消するか確認してください。
バージョンを元に戻す
CMSやプラグインのバージョンをアップデート後のエラーは、多くの場合バージョンアップが原因です。
以前のバージョンに戻すことができる場合は、試してみてください。
503 Service Unavailableエラー
503 Service Unavailableエラーは、Webサイトのサーバーが一時的にアクセスできない状態にある場合に表示されます。
基本的にサーバーの過負荷やメンテナンス中に発生します。
解決方法
しばらく待つ
サイトへのアクセスが集中している場合は、しばらく待つことで表示できる可能性があります。
サーバーをアップグレードする
エラーが頻発する場合は、サーバーのスペックとアクセス数を確認し、必要に応じてサーバーのアップグレードを検討してください。
403 Forbiddenエラー
403 Forbiddenエラーは、該当のWebページにアクセスする権限がない場合に表示されます。
基本的にアクセス制限がかけられているページにアクセスしようとした場合に発生します。
解決方法
権限があるか担当者に確認する
サーバー設定などの変更の心当たりが無い場合は、別の担当者が閲覧権限(ベーシック認証やIP制限の設定)を変更した可能性があります。
サーバー担当者に変更があったか確認してください。
ベーシック認証やIP制限の設定を確認する
もしもベーシック認証やIP制限の心当たりがある場合、設定に誤りがある可能性があります。
FTPやサーバーのコントロールパネルを確認し、設定したパスワードなどに間違いがないか確認してください。
サーバー設定を確認する
直前にサーバー移行などサーバーの設定を変更した場合、その設定に誤りがある可能性があります。
DNS情報やその他のサーバー設定が誤っている場合、403エラーが発生することがあるため、サーバーの設定を確認し、必要に応じて修正してください。
まとめ
Webサイトのエラーの多くは、URLの誤り、システムの変更、サーバーの負荷、アクセス権の問題などが原因として考えられます。
「あれ?ページが見れなくなった」と思った場合は、表示されているエラーメッセージを確認し、適切な解決策を探してみてください。