こんにちは、スーパーマルチワーカーのTAKAです。
みなさん、Webシステムの開発ってどんなものかご存知ですか?
エンジニアの方なら様々な手段をご存知かと思いますが、今回は
- 他のシステムよりも低コスト
- ブラウザだけで環境構築できる
- 扱いが簡単(ほぼJavaScript)
…な「Google Apps Script」をご紹介します!
Google Apps Scriptとは…
Google Apps Script(通称GAS)は、Googleが提供する11のサービスをクラウド上でスクリプトを実行することで操作できるサービスです。スクリプトの言語は、JavaScriptをベースとしています。
「Excelのマクロと同じ」と言われることもありますが、これは正しくありません。スプレッドシートだけを操作する場合は、Excelのマクロと似ていますが、Google Apps Scriptはより幅広い用途に使用できます。
簡単に言うと「JavaScriptっぽい言語でGoogleの各種サービス等を操作できるシステム」です。
他のシステムよりも低コスト
Google Apps Scriptは無料で利用することができます。サーバー等を用意する必要もないのでお手軽です。
ブラウザだけで環境構築できる
エディタツールや他のソフト・サーバーなどを介さずブラウザ上でプログラミングが可能なので、場所や環境を選ばず作ることができます。
また、Googleサーバーを使っているため、複数の人が作業するのにもある程度対応しているのも長所です。
扱いが簡単(ほぼJavaScript)
Google Apps Scriptは上述した通りJavaScriptをベースにした言語を使います。
つまりJavaScriptを知っていればすぐにプログラムを作ることができるというわけです(一部関数が対応していない等ありますが…)。
使用例
安価・お手軽・簡単と三拍子そろったGoogle Apps Scriptですが、各種GoogleのサービスやAPIと組み合わせる事で非常に様々なシステムを構築することができます。
例えば
- 毎日シートに追記した名言をランダムに一つ選んでGoogleカレンダーに表示させる
- 今日休暇の人を朝メールで通知する
- GoogleToDoから期限が近いものをチャットワークに通知する
といったシステムを作ることが可能です。
総評
Googleに登録さえすればすぐにプログラムを作ることができる時代が到来しました。
今までは環境構築やコスト等から中々手が付けられなかった事も、Google Apps Scriptなら実現も夢ではありません!
Google Apps Script
Google Apps Scriptを使えばこれまで面倒だった事務作業を自動化し、業務効率化を図ることもできますので、ぜひこれを機に活用してみてはいかがでしょうか!